
配達員の道標|正攻法だけで稼ぐ #03 事故発生→解決|110/119 → 保険 → アプリ報告 の順序
現場は“二次事故防止が最優先”。以降は証拠を残しながら粛々と手続。この記事は配達員向けの実務プロトコルです(地域のルールや保険約款に従って運用)。
目次
まず安全確保(二次事故防止)
- 車道中央を避け、人と車両を安全帯へ移動(可能な範囲)。
- 夜間や見通し悪い場所はハザード・三角表示・ライトで合図。
- 負傷が疑われる場合は無理に動かさない(救急要請前提)。
110/119 通報(伝える要点)
通報は110(警察)/119(救急)。次の順で要点を簡潔に:
- 場所:交差点名・目印・片側/両側何車線か
- 状況:人身の有無・車両(自転車/原付/自動車)、路上危険
- 負傷:意識・出血・痛む箇所
- 連絡先:あなたの氏名・電話番号

保険・相手情報交換(記録の作法)
警察到着までに安全を確保しつつ、可能な範囲で証拠保全。
- 相手の情報:氏名・連絡先・車両ナンバー・保険会社名
- 現場写真:車両位置・破損部位・路面痕跡・信号・標識・周囲
- 時刻と天候:スマホ画面を写して残すと後で便利

アプリ報告(証拠アップと時系列)
- 受診・診断書:人身の可能性があれば医療機関へ(後日でも可)。
- 保険連絡:任意保険・特別加入団体の事故受付へ。
- アプリ報告:プラットフォームの事故報告フォームに事実のみを時系列で。

必要な証拠チェックリスト
- [ ] 車両位置・破損部位・路面痕跡の写真
- [ ] 信号機・標識・交差点名を映す写真
- [ ] 時刻・天候(スマホ画面の時刻も可)
- [ ] 相手の氏名・連絡先・ナンバー・保険会社名
- [ ] 診断書(人身扱い時)
- [ ] 事故の経緯メモ(主観を避け、事実と時系列で)
現場→解決までのフロー図
- 安全確保 → ハザード・三角表示・移動
- 110/119 → 場所・状況・負傷・連絡先
- 警察対応 → 人身/物損の扱い確認、実況見分
- 証拠保全 → 写真・情報交換・時刻
- 保険連絡 → 任意保険/特別加入団体
- アプリ報告 → 事実ベースで提出
- 修理・治療 → 見積・診断書・領収保管
編集後記
あれは2年前、町田市・成瀬の交差点での出来事。夜23時ごろ、私が右折中に 斜めに横断してきた歩行者と接触した。徐行での衝突だったため幸い大事には至らず、 その場で110番通報し、警察対応。後日、任意保険会社へ連絡して相手方との交渉は すべて保険窓口に任せ、病院代をこちらで負担して解決した。
- 現場の最優先は安全確保(二次事故防止・通報・必要なら119)。
- 事実の記録(日時・場所・信号・速度・相手の進路)を落ち着いてメモ。
- 過失の判断はしない——その場の「言質」より、警察と保険に委ねる。
- 相手の体調フォロー(「後から痛み」が出る可能性を念頭に連絡先は確実に)。
- 保険会社へ即連絡して、以降の交渉はプロに任せる。
事故は“正しさ”より“段取り”。冷静な初動が最短の収束への道標になる。
よくある質問
物損から人身へ切替は可能?
一般に可能。後日症状が出た場合は医師の診断と警察への相談を。
相手が個人情報の提供を拒むときは?
無理をせず、警察官の指示に従う。現場では車両・状況の写真を中心に残す。
緊急連絡先: 警察110/消防・救急119。迷ったら110へ。
本稿は一般的な手順の整理です。地域の運用・保険約款・プラットフォーム規約を必ずご確認ください。
一行の問い:「次回、あなたは“まず安全確保→110/119”を反射でできるか?」