
実務プレイブック|第7弾
資金繰りクイック・シミュレーター:入力3分、危険日が赤く出る
開始残高・入金サイクル・固定費の3点を入れるだけ。残高がゼロを割る日(危険日)を赤で表示し、CSV出力もできます。
1. 資金繰りシミュレーター
2. よくある費目のプリセット
月次固定費の例
- 家賃:80,000
- 回線/クラウド/サブスク:30,000
- 保守/会計:20,000
- 税・年金:30,000
外注/変動費の例
- デザイン/翻訳/撮影:20,000〜
- 広告:可変
- 緊急対応:×1.5係数
入金サイトの例
- 直販:当月/5・10・25日
- 代理店:翌月末
- 海外:翌々月末
3. 運用のコツ(5つ)
- 危険日=赤を先に抑えて、前倒し入金/段階納品/短期融資を検討。
- サブスク/税は支払日を固めて一括管理(ばらけると地味に死ぬ)。
- サイト(入金サイクル)を縮める交渉:早割/長期契約/先払い特典。
- 外注は“緊急レーン×係数”を契約に明記(徹夜の無料化を防ぐ)。
- 毎月CSVを保存し、残高/運転資金月数の推移を見える化。
4. 編集後記
資金繰りは“数字の感情”。赤くなる日を前もって見れば、怖くない。殿の現場でも、このシミュレーターをテンプレにして運用に組み込みましょう。