
もらい事故は、事故そのものより「事故後の実務」で詰みます。
その中でも一番キツいのが、休業補償の“打ち切り”です。
✅ 先に結論:打ち切りは「来る前提」で守る
私たちが学んだのはこれでした。
- ✅ 打ち切りは「悪意」ではなく保険実務のテンプレとして起きる
- ✅ “痛い”は証拠になりにくい。記録・通院・就労制限が武器になる
- ✅ 交渉は感情戦ではなく、提出物と整合性のゲームになる
✅ 打ち切りが近いサイン(こう言われたら警戒)
丁寧な言葉でも、意味はこうです。
- 「そろそろ落ち着いてきましたか?」
→ “終わりに向けて”空気を作りたい。 - 「今後の治療方針を教えてください」
→ 期間を区切る材料を集めたい。 - 「医療スタッフ同席で面談したい」
→ “回復している前提”で話をまとめたい。 - 「一度お仕事も…」
→ 働ける=休業不要、に寄せたい。
言い方は丁寧でも、目的はだいたい同じです。
✅ 私たちが“負けないために”やったこと(実務)
1) 通院を「生活の都合」で止めない
通院は治療のためだけじゃない。“継続して困っている”証明にもなる。
もちろん無理はしない。ただ、痛みがあるのに通院を空けると、後で説明が難しくなります。
2) 医師の記録を「こちらの言葉」で補強する
診察は短い。だから私たちは、
- ✅ 何ができないか(生活動作)
- ✅ どの動きで痛むか
- ✅ 仕事に何が支障か(時間・動作・負荷)
を短くメモにして診察時に伝えるようにしました。
3) “働けない”を「説明」じゃなく「構造」で示す
大事なのは「気持ち」ではなく、
- ✅ どの動作が不可
- ✅ それが仕事に直結して不可
- ✅ だから休業が必要
この因果関係を崩さないこと。
4) 面談は「準備していく」だけで勝率が変わる
面談があるなら、最低限これを揃える。
- ✅ 直近の診断書・通院状況(回数でもOK)
- ✅ 生活上の支障(箇条書きでOK)
- ✅ 仕事上の支障(具体動作で)
- ✅ 医師が言っている方針(次回診察予定など)
こちらが準備しているだけで、相手の“まとめモード”は鈍ります。
✅ 「打撲・捻挫は1ヶ月で切られやすい」問題
ここは被害者にとって本当に理不尽です。
でも現実として、軽症扱いに寄せられると、早期に終わりやすい。
だから私たちは、
- ✅ 痛みの継続
- ✅ 可動域の制限
- ✅ 仕事・生活の支障
を“セット”で残すことを最優先にしました。
🔗 関連:まず整えるべき「土台」
🕯️ 静かなフッター
- ✅ いま一番大事なのは「治すこと」を最優先にすること
- ✅ しんどい時は“判断”を先送りしていい(証拠だけは淡々と残す)
- ✅ 今日の問い:私たちは「治っていない」を、どの記録で守れるか?
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