
保険会社からこう言われると、心臓が冷えます。
「医療スタッフ同席で、一度面談させてください」
丁寧な言い方でも、被害者側からすると不安しかない。
私たちはこの局面を「詰みポイント」にしないために、準備の型を作りました。
✅ 先に結論:面談は“怖いイベント”ではなく「整合性チェック」
面談の本質は、だいたいこの2つです。
- ✅ 回復している前提で「終わりの空気」を作る
- ✅ 休業補償の妥当性を「矛盾探し」で確認する
だから、こちらは感情戦を捨てて、矛盾を作らないだけで勝率が上がります。
✅ 「医療スタッフ同席」の言葉を翻訳するとこうなる
- 表向き:体調や回復状況を確認したい
- 実務:“働ける/治ってきた”方向にまとめる材料を集めたい
医療スタッフが悪いわけではない。
でも、場の流れは自然に「まとめ」に寄ります。
✅ 面談で聞かれやすい質問(テンプレ)
よくあるのはこの辺です。
- ✅ いま日常生活で困っていることは?
- ✅ 痛みはどのくらい?(頻度・時間帯)
- ✅ どんな動作で痛む?(具体動作)
- ✅ 通院頻度は?治療内容は?
- ✅ 仕事はいつからできそう?(復帰時期)
- ✅ 休業が必要な理由は?
✅ “詰む答え方”と、“守る答え方”
❌ 詰みやすい
- 「だいぶ良くなりました」
- 「痛いけど頑張ればできます」
- 「いつでも働けます」
✅ 守れる(整合性が残る)
- 「日常動作は一部できるようになったが、特定動作で制限が残る」
- 「痛みは波があり、継続的に支障がある」
- 「復帰は医師の判断に従う。次回診察で方針を確認予定」
ポイントは希望(願望)で答えないこと。
「医師の判断」「具体動作」「継続して困っている」を軸にします。
✅ 面談前に用意する“最小セット”(これだけで強い)
- ✅ 直近の通院状況(週◯回、次回予定)
- ✅ 困っている生活動作(3つでOK)
- ✅ 困っている仕事動作(3つでOK)
- ✅ 「どの動きで痛むか」(外旋/挙上など言葉で)
- ✅ 休業が必要な理由(因果:動作→支障→休業)
長文は不要。箇条書きで矛盾を消すだけ。
✅ 面談の当日:これだけ守れば負けない
- ✅ 不利な断定をしない(「治った」「働ける」は封印)
- ✅ 痛みは“動作”で語る(感覚より生活)
- ✅ 復帰時期は「医師に従う」で統一
- ✅ その場で結論を急がない(持ち帰る)
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🕯️ 静かなフッター
- ✅ 面談は“勝負”じゃない。矛盾を消す作業
- ✅ しんどい時は結論を急がない(記録だけは残す)
- ✅ 今日の問い:私は「できる」ではなく「できない動作」を言えているか?
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