
もらい事故は、事故そのものより「事故後の手続き」で損します。
特に危ないのが、示談です。
示談は“終わらせる”手続き。
終わった後に「やっぱり…」は通りにくい。
✅ 示談前に絶対やること(証拠・書類・連絡ログ)
法的な判断は専門家に任せるとして、私たちが最低限やったのはこれ。
- ✅ 体の証拠(通院・症状・可動域)
- ✅ お金の証拠(休業・交通費・雑費・修理)
- ✅ 会話の証拠(連絡ログ・面談メモ)
✅ 示談前チェックリスト(保存版)
ここからは「あるか/ないか」で確認できるように書きます。
1) 体(治療・通院)
- ✅ 通院先・通院回数・期間が整理できている
- ✅ 痛み・しびれ・可動域制限が「動作」で説明できる
- ✅ 良い日/悪い日の波も記録に残している
- ✅ 診断書・診療明細・領収書(コピー含む)を保管している
2) 休業(仕事への支障)
- ✅ 休業した日・働けなかった理由が説明できる
- ✅ 仕事動作で「できないこと」を3つ言える
- ✅ 収入の根拠になる資料(立場に応じたもの)が揃っている
休業補償の“打ち切り”が絡む局面は、この実録とセットで確認してください。
3) 物損(修理・見積・買替)
- ✅ 修理見積・写真(事故直後+修理前)が残っている
- ✅ レッカー・保管・移動など付随費用の領収がある
- ✅ 物損のやり取り(担当・日付・内容)をメモしている
4) 連絡(メール・電話・面談)
- ✅ 電話した日/相手/要点をメモしている
- ✅ “その場で結論”にしなかった(持ち帰りの姿勢)
- ✅ 面談があった場合、質問内容と回答の軸がブレていない
面談(医療スタッフ同席)で詰まない準備は、こちらにまとめています。
✅ 示談で後悔するパターン(通院記録不足・空白・矛盾)
- ❌ 「治った」「働ける」を先に言い切る(後で矛盾になる)
- ❌ 記録が薄いまま示談に進む(後から説明できない)
- ❌ 通院を自己判断で止めて空白を作る(整合性が崩れる)
- ❌ 人身/物損の切替を“雰囲気”で決める(条件確認せず突っ込む)
人身と物損の切替で迷う人は、このQ&Aを先に。
✅ 30秒でできる「証拠メモ」テンプレ
示談前に強いのは、結局“積み上がったログ”です。
【連絡ログ】YYYY/MM/DD(曜) ・相手:保険会社/修理/警察など ・手段:電話/メール/面談 ・要点:何を言われたか(1〜2行) ・こちらの返し:医師判断に従う/持ち帰る/次回まで確認 等 ・次アクション:いつ何をするか
🔗 司令部(全体像)はこちら
✍️ 編集後記
示談は「終わらせる」手続きなので、私たちは“気持ち”より先に「証拠の棚卸し」を優先しました。
しんどい時ほど判断を急がず、淡々とログを残す。これが一番ラクに生き残れます。
🕯️ 静かなフッター
- ✅ つらい日は、判断を保留していい(記録だけ残す)
- ✅ 今日の問い:私たちは「後で説明できる形」で残せているか?
- ※本記事は実録ベースの整理です。個別の法的判断は、地域・状況で変わるため必要に応じて専門家へ。