路上と書斎 支店

誰でもできる仕事ほど、綺麗に働け。

配達、事故、税金、青切符、氷河期世代、生活防衛。
きれいな一般論ではなく、路上で見た現実を、生活の判断材料として残す場所です。

Uber Eatsのようなフードデリバリーは、誰でも始めやすい仕事です。

だからこそ、雑にやっていい仕事ではありません。 バッグが汚い。服装が汚い。態度が雑。税金を考えない。 無申告で走る。国保も住民税も知らないふりをする。

それで「自由な働き方です」は、さすがに甘い。 自由業は、会社に縛られない代わりに、自分で自分を律する働き方です。

日本はこれから、年金、物価、燃料費、円安、税金、国民健康保険と向き合う時代になる。 30代、40代、50代、60代が、副業で現金を作る場面は増えていくかもしれません。

だったら、ちゃんとやる。 清潔に働く。売上を記録する。税金から逃げない。事故らない。

簡単に始められる仕事ほど、ちゃんとやる人間と雑にやる人間の差が出る。

目的別に読む

支店は、現場の毒と生活のザラつきを残す場所です。制度や実務を落ち着いて整理した記事は、本店・副研側でも展開していきます。

50cc原付は終わり?うるせえ、家賃を払うまでは走るんだよ

「50cc原付はもう終わり」 はいはい。 よく聞きます。 30km制限。二段階右折。坂で遅い。車に抜かれる。125ccの方が楽。小型AT取った方がいい。新基準原付も出てきた。 分かる。 全部分かる。 でもな。 スペック表で笑ってくるやつは、こっちの家賃を払って…

海外Uber Eatsでは“高報酬案件の優先配車”が始まっている。配達員ランク制度は、報酬アップか首輪か

日本でUber Eats Proの新ランク条件っぽい話が出てきた。 Gold、Platinum、Diamond。 応答率、キャンセル率、ポイント数。 そして、高報酬案件への優先アクセス。 こういう話を見ると、「また日本だけで何か始まったのか?」と思うかもしれない。 でも違う。…

「専業引退します」じゃねぇんだよ。Uberを1日中やってる時点で、お前は1ミリも自由じゃない

Xを見ていると、たまに流れてくる。 「フーデリ専業、引退します」 「来月から正社員になります」 「専業配達員を卒業します」 いや、勝手にしろよ。 別に正社員になるのは悪いことじゃない。むしろ固定給、社会保険、賞与、有給、通勤費、労災。ちゃんと条…

普通免許仕様トリシティで配達最強?まず保険と規約で死ぬぞ

普通免許仕様トリシティ。 この言葉、悪魔みたいに甘い。 普通免許で乗れる。125ccクラスの走り。前二輪で安定。二人乗りもいけるかもしれない。配達にも使えるかもしれない。買い物、仕入れ、便利屋ミニ便、自社配送、家族の送迎。 はい、夢の乗り物。 ……に…

Uber Eats Proに“優先配車”時代が来るのか。ダイヤ配達員の俺が、550ポイントの地獄を見て思ったこと

ついに来たな、という感じがある。 Uber Eats Proのランク制度に、どうやら「高報酬案件への優先アクセス」みたいな話が見え始めた。 俺のアプリ上でも、Gold、Platinum、Diamondみたいなランク条件が表示されていて、応答率やキャンセル率、ポイント数が絡…

弁護士特約は「丸投げ券」ではない。もらい事故でプロを動かす個人事業主の実務

弁護士特約を使えば、もらい事故対応は一気に楽になる。 これは半分正しい。 だが、「弁護士に任せたから、あとは全部やってくれる」と思った瞬間、そのカードは半分死ぬ。 弁護士は魔法使いではない。 こちらの生活、仕事、症状、売上低下、通院状況を、勝…

もらい事故から半年。被害者になって初めてわかった「保険会社は味方ではない」という当たり前すぎる現実

もらい事故から半年。被害者になって初めてわかったのは、保険会社は「味方」ではなく、あくまで支払う側の組織だという現実だった。個人事業主・フードデリバリー配達員が事故後にハマる治療、休業損害、記録、弁護士特約の実務を現場目線で整理する。

それ、雇用ごっこですか?消えたUber Eatsフラットレート

Uber Eatsのフラットレート。 あれ、いつの間にか消えたよな。 もちろん、俺はここで「Uber Eatsと配達員の間に法的な雇用関係がある」と断定したいわけじゃない。 そこは裁判所や行政が判断する話だ。 でも、現場でアプリをつけて走っている側からすれば、…

すみよし台・恩田方面へ流された配達員、“住みやすい”名前に騙されて坂と静けさに包囲される

こどもの国・奈良町方面を書いたら、次はすみよし台・恩田方面である。 こどもの国は、名前だけなら平和だった。 でも、配達員の帰り道はぜんぜん平和じゃなかった。 そして、すみよし台。 これもまた、名前だけならかなり平和である。 すみよし台。 住みよ…

店に着いたのに店がない。商業施設ピックという名の迷宮に配達員の魂が吸われる

フーデリ配達員にとって商業施設ピックは、ただの受け取りではなく屋内型ダンジョンである。駐輪場所、入口、フードコート、館内マップ、出口、そして原付の位置まで見失う配達員の脳内会議を、支店ギャグ全開で描く。

店頭と同じ価格の魔法なんてない。Uber Eatsが黒字で値下げできる理由

「おっ、Uber Eatsが安くなったじゃん」 そう思って、スマホでマックでも松屋でもガストでもポチろうとしているそこのあなた。 少しだけ手を止めて、決済画面の最後まで見てほしい。 Uber Eatsは2026年3月20日から、全国約1万8000店舗で、アプリ上の商品価格…

配達員はバイトじゃない。税金は個人事業主で来る

配達員に税金の意識が足りないのは、本人だけの問題なのか。アプリで稼ぐと給料のように見えるのに、税務上は個人事業主として扱われるねじれがあります。EUのプラットフォーム労働の議論と国税庁資料の「配達代行業」を踏まえ、配達員の税金意識が育ちにく…

7年逃げ切れば勝ちだな。そう思った時点で負けている

「無申告は5年で逃げ切れる」「不正でも7年逃げれば勝ち」という考え方は危険です。5年・7年は逃げ切りゲームのゴールではなく、税務署が更正・決定できる除斥期間の話。無申告加算税、重加算税、延滞税、徴収権、刑事罰、追徴実績まで含めて、税務署日記と…

Uberの売上、税務署に見られないと思ってるのか?

Uber Eats配達員の売上は本当に税務署から見えないのか。税務大学校論叢に掲載された東京国税局によるUber Japanへの報酬データ提出要請の事例をもとに、プラットフォーム報酬、銀行口座、無申告、過少申告の危うさを整理します。